No.6
07年1月31日より2月9日までの10日間をバンコックとプーケットで過ごしました。
(写真はソニーのサイバーショットと富士のファインピックスにて撮ったものです。)
各ページの案内  No.1名古屋からバンコックへ  No.2 アユタヤ観光  No.3 バンコク市内ショッピング  No.4 プーケット(カタビーチ)への移動とホテル  No.5 プーケットの花とビーチ  シャロン寺院と旅の総括
最終日(ワットシャロン=シャロン寺院見学)
最終日は夕刻プーケットを出発する飛行機を利用するので、10時半頃にチェックアウトをして、荷物はフロントへ預けてからホテルのタクシーでシャロン寺院見学とセントラルフェスティバル(デパート)へショッピングに出かけました。
往復700バーツでタクシーをハイヤーし、先ずはワットシャロンで沢山の写真を撮りました。
前回の見学時には一部改修工事中でしたので、新装された様子を見に行きました。
アユタヤ遺跡風の寺院ではなく、タイ式の美しい寺院建物です。プーケット島にある仏教寺院としては一番規模が大きく美しいものです。大昔のビルマとの戦争ではシャロン寺の住職を中心にまとまってビルマ軍を打ち破ったという歴史物語があるそうです。(ファンタシーでの出し物も鬼と正義の若者との争いを演じていますが、鬼はビルマ軍であるようです。古代の大和と出雲の関係における桃太郎伝説と同じような起源があるということになります。)
きらびやかなシャロン寺院の写真を掲載いたします。中にマンダム夫婦が写っています(^^♪。

ワットシャロン見学後にセントラルデパートへショッピングと昼食を兼ねて出かけましたが、あまり買う物もなくマンゴーサラダのソムタムとシーフードの雑炊、トムヤム麺のランチをとりました。ホテルのレストランで食べたパパイヤのサラダが美味しかったので、ここではマンゴーのサラダを取ってみました。青いフルーツを千切りにしたものに干しえびなどを混ぜ。甘酢と唐辛子をミックスしたサラダです、ソムタムと言うようです。
その後は迎えに来たタクシーでホテルへ帰りました。
ホテルへ帰ってから予約してあった送迎車で空港へ向かい、バンコック空港で乗り変えてから日本向けに飛び立ちます。
スバーンナブーミ国際空港はべらぼうにでかく、免税店やその他のショップ、レストラン、喫茶など目白押しで退屈しません。動く歩道など最新の設備で、東洋最大の規模を誇る空港だそうです。従来はマレーシヤのクアラルンプールが東洋一だと言われておりましたが、ASEAN諸国の中でのナンバーワンを自認するタイの面目躍如と言ったところでしょうか。0時10分初名古屋行きで10日の早朝7時半ごろ中部国際空港へ帰着いたしました。2時間の時差があり、タイ時間で言えば、0時10分初5時半着ですから寝る間も僅かだけで大変眠たい状態です(^▽^笑)。



旅の総括
今回初めてのカタビーチ訪問でしたが、ホテルのロケーションの問題を除けば大変満足するものでした。
第一は綺麗な海、快適なホテル、美味しい料理、親切な地元の人々などに恵まれ、又、タイ独特のタイ式マッサージも堪能しました。
今回は前回までのような贅沢なシーフード料理や高価なレストランはやめて、屋台や庶民的なタイ料理レストランを利用したことが特徴です。特にパトンビーチでは生簀に生かしたロブスターの刺身や生牡蠣を食べるのを楽しみにしていましたが、今回は全部やめました(^^♪。
デパートでは最上階にあるフードコートでクウポンを買ってファーストフードを食べたりし、まさにタイの庶民料理を食べることに徹しておりました、理由は安くて旨いからです(^^♪。
カオパットと称するタイ式の焼き飯、蟹肉のカレー卵炒めのプーパッポンカリー、青いパパイヤやマンゴを使ったソムタムというサラダなど、どれも大変旨く甘くて辛子の利いたタイ料理を楽しんできました。特にタイ式の焼き飯カオパッとはさらさらに調理してあり、日本で食べるようなチャーハン的な粘りは全くなく、箸では食べられません。全部こぼれてしまいますので、当然スプーンで食べるのですが、これが中華式のチャーハンとは違った旨さがあります。海老や蟹、烏賊などを混ぜたシーフードの焼き飯が特に旨かったと思いました。
英語表記では炒めることをフライと言いますのでフライド ライス ウィズ シーフードと注文します。
炭火であぶったものはバーベキュー(BBQ)、油で揚げることをディープフライと言うので、覚えておくと便利です。
一般的にタイの料理はピリ辛味ですが、塩気が少なくて甘口でもあり、日本で言うほど激辛ではないようです。
旅行案内などにあるような辛くて食べられないようなことは無く大変旨いと感じました。
中華や和食、イタリアンなどを食べに行っていたらタイへ旅行したことにはなりません(^^♪。

今まで訪問していたパトンビーチでは日本食、イタリヤ料理、フランスや中国料理などや歓楽街を含め、世界中が集まっていると言う観光の中心地でしたが、カタビーチはまるで違います。ローカルな風合いを好む白人のカップル観光客に人気がある原因が理解できます。我々も旅慣れしたことと併せ、当初から省みると随分旅のスタイルが変わってきました。
リタイヤして海外旅行を始めた頃は毎日と言うようにツアーのスケジュールを組み、島巡り、シュノーケリングのツアー等と併せ、夜のショー見物、有名レストラン巡りなどをツアー会社へ申し込んでおりました。勿論交通もガイドも全部込みのスタイルでやっていましたが、ツアー会社を経由せずにバスや乗合船、タクシーを利用して自分で考えたルートを巡る方法へ移行し、外国で乗り合いバスを利用することなどにも慣れてきました。
しかし段々と旅慣れてくると、こうした観光名所的なところはすべて一巡してしまい、余り魅力を感じなくなってきます。西洋人のバカンス客が何もせずにもっぱらビーチでごろごろしているだけというバカンスの良さが判ってきたと言う気がします。名所巡りツアーだ、ダイブだ、シューケリングだ、島巡りだと、あちこち走り回るのはアジア系のお登りさん旅行者だけなのです(^^♪。
我々ももっぱらビーチでゴロリというバカンスを楽しめるようになったようです。文庫本を沢山携行し眠たくなったら居眠りをするというのが最高の贅沢であると思えるようになりました(^^♪。
これからは、きっとカタビーチへのリピーターになる予感がしています。