青春のころの思い出の歌は 1950年ごろの パティペイジの テネシーワルツです。
英語の歌詞は
I was dancin' with my darlin' to the Tennessee Waltz When an old friend I happened to see I introduced her to my loved one And while they were dancin' My friend stole my sweetheart from me
I remember the night and the Tennessee Waltz Now I know just how much I have lost Yes, I lost my little darlin' the night they were playing The beautiful Tennessee Waltz
パティ・ペイジの歌では3行目の I introduced her の I(アイ)を発音していないようです。
日本語に翻訳すると
彼とテネシーワルツを踊っていたら 偶然に出合った幼馴染に彼を紹介したのよ そしたら、二人が踊っているうちに 彼女は大好きだった私の彼を奪ってしまったの
今でも覚えているわ その夜のこととテネシーワルツの曲 とても大事だった彼をなくしてしまったことを そう、失ったのは小さかったころの彼の話よ。 その夜、美しいテネシーワルツが流れていたわ
江利チエミが歌った唄を含めて 日本では歌の意味を取り違えています。 悲しい失恋の思い出として歌われていますが、失恋した相手は little darling 二人がまだ幼かったころ好きだった彼 と言っているのです。
その時流れていた曲は beautiful な テネシーワルツ。
失恋の歌だったら ビューティフル なはずがない。
子供のころに、そんなことがあったという懐かしくも切ない、美しい思い出の唄なのですね。
パティ・ペイジの歌でそんな気持ちが伝わってきます。
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