マレーシアとシンガポール
No.2
2006年1月28日より2月11日までの2週間をバンコックとプーケットで過ごしました。
(写真はソニーのサイバーショットと富士のファインピックスにて撮ったものです。)
二日目(バンコック市内観光とショッピング)続
朝食を済ませてから、ホテルのエントランスでタクシーを呼び、最初の目的地ワットプラケオ(別名エメラルド寺院・王宮寺院)へ向かいました。プーケットと違いメーター制度が取り入れられているので安く利用することが出来ます。100バーツ足らず(300円ほど)で到着し、250バーツの入場料を払って入りました。石造りでタイルや陶器、又金色が沢山使ってあり、宝石の玉手箱のような美しいキンキラの大掛かりな寺院です。王宮と併設されており守り神様のような感じかと思われます。日光の東照宮も綺麗ですが建物の数、色使い、高さなど全てが桁違いに立派であり、まさに宝石で作られたような石の建造物と言った感じに見えます。
目にとまった彫刻や建造物を沢山写真に撮りましたので以下に掲載いたします。
本尊の仏様も拝むことが出来ましたが、撮影禁止の為に写真に出来ないにが残念です。ヒスイで作られたエメラルド色の仏像が奥の方に安置されておりました。この仏像からエメラルド寺院の別名が付いています。
入場門内側 寺院建物 尖塔 飾り物(1)
飾り物(2) 飾り物(3) 寺院に隣接する
旧王宮

次いで、徒歩でワットポー(寝釈迦寺院)を目指しましたが、人の流れについて歩いたところがチャオプラヤー川(メナム河)の河岸で向こう岸のワットアルン(暁の寺)への渡河口でした。呼び込みに釣られて、チャーター舟にて渡河し、ぼられてしまいました(^^♪。乗り合いで渡れば僅かな費用で行けたと思いますが、往復で1400バーツも取られて、参りました。後で考察するとチャーターベースでも2倍は取られた様子です。乗り合いだったら、おそらく往復2名で400バーツぐらいかと思われます。ま、、初めてですから授業料と思って(^▽^笑)。
向い岸に存在するワットアルン(ワットが寺の意味でアルンは暁=あかつきのことだそうです)バンコクの西側に当たり、夕日の沈む方角にありますが、古い時代には東の果てに在ったと言う事でしょうね。これも壮大な石造りのお寺で世界からの観光客が来ておりました。昼ごろになり大変熱くなってきているので見物も大変です(^^♪。露天のアイスクリームなどを50円弱で買い求め、舐めながら見物しました。周りに咲いていた珍しい花も写真に撮りましので以下に並べて見ます。
ワットアルンの側道 寺院の本体遠景 大型の石造りです 管理人が大変小さく
見えます。大きさを比
べて見て下さい。
細かい作りの拡大図 沙羅双樹(砲丸木)
 
午後になり、船で又川を渡り、王宮の隣にあるワットポーへ入りました。ここは超大型の寝釈迦佛で有名なお寺です。タイは熱心な仏教信者が多い国で、ビルマ(ミャンマー)と並んでアジアでは仏教国として有名です。
日本では仏教建築と言えば全て木像ですがタイでは写真に見えるように石造りです。
ワットポーでは超大型の釈迦像が半身になって寝転んで大衆を見ているという形の金色の仏像です。当然片一方は頭部であり、もう一方は足の裏になっています。此処にも大変な数の観光客やお参りの人たちが来ておりました。
中庭の建造物(1) 中庭に建造物(2) 寝釈迦像 寝釈迦像全身
仏様の足の裏 釈迦像頭部
これらの仏教寺院の建築様式を見ると、仏教伝来のルートによって寺の建築様式が大きく変っていることに気がつきます。ネパール付近のインド北部で起こった仏教ですが、西方へ向ったものがアフガニスタンあたりから北上し、中央アジアから中国のウイグルへ入り敦煌の遺跡となり、東へ転じて唐の都・長安(西安)へ伝わり、朝鮮、日本へと伝わる過程で石造りから木造へと変っていったようです。一方でネパール、ヒマラヤを越えてのチベット等へは石と木の折衷で、南部へ向った小乗仏教はミャンマー・タイ・カンボディアなどのインドシナ半島で根付き、石造りの仏教建築が沢山残っています。有名なアンコールワットはカンボディアにありますが、インドのヒンヅー建築と似通った石造りの文化です。マレーシアもインドネシアも仏教の影響を受けましたが、後イスラム教へ帰依しました。インドネシアのバリ島だけはヒンズー教の信者が多いところだそうです。
  
3寺院見物の後は、タクシーにて地図を頼りにスクンヴィットにあるジム・トンプソンの店を探して行きました。タクシーの運転手も知りませんでしたが近くのロビンソンデパートメントが見つかりましたので、なんとか見当をつけて見つけ出しました。アメリカ人のジムトンプソンが一代で築き上げたタイシルクのデザインショップでいまや世界的なブランドでもあります。バッグや洋服、スカーフなど上質のタイシルクを使ったブランドショップとして大変高価な価格をつけていますが、品質は大変良いものです。タイ人では出来なかった高品質をアメリカ人がタイに根付いて作り上げた商品とそれを売る店です。
ワイフのお気に入りブランドであり、大小のバッグやスカーフなどの小物などを買い込み、店内のカフェでコーヒーとケーキで一服しました。買い物は5000バーツを超えると消費税(付加価値税)を帰国に際して空港で還付する制度(Vat Refund)があり手続きをしてホテルへタクシーで帰りました。市内なら殆ど2-300円相当で利用できて大変便利ですが、中には観光客だと足元を見て吹っかける者もいるようです。
ジムトンプソンでかったバッグの写真を付けておきます。
像模様の大型のバッグ
4,000バーツほど
同じデザインの小型バッグ
1,300バーツ
ジムトンプソンのロゴ
  
ホテル バイヨークスカイはロビーが19階にあり、低い階(50階未満)と高層階へのエレベーターが別ルートになっており私が泊まった22階からは19階のロビーへ一旦降りてからでないと高層階のレストランへは行けませんので案外不便です。また、ホテルエントランス(入り口)からロビー(19階)へのエレベーターも別系統になっており、全て19階のロビーを経由しなければ上へも下へも行けないと言う妙な作りになっていました。
更に78階以上の展望レストランなどは特定のエレベーターだけが19階から発進し、何度も乗りなおさないと行けない形になっており、理解するまではいらつきます(^▽^笑)。79階のチャイニーズレストランへどうしてもいけないので困りました。いい加減の片言英語ですのでなかなか意思が通じ合わず、手間が掛かります(^^♪。諦めてロビーにあったレストランで夕食を摂って、ホテルの廻りにある衣料品マーケット(露天)を巡って安い衣類などをお土産に買ってついでにタイ式マッサージを楽しんでから部屋へ帰って寝ました。
マッサージは一時間びっしりとかなりきつくマッサージをしてくれて250バーツ(750円ぐらい)ですから大変安いといえます。
ホテルの廻りの露天の賑わいを写真に付けておきます。
ホテルの周りの夜店の賑わいぶり バンコックのトクトクは3輪の軽自動車です。
昔のダイハツやマツダが作っていたものでしょうか?
プーケットではすべて軽4輪になっています。

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