台湾旅行記(No.3)2016年 12月  2016年12月 7日から14日まで7泊の台北旅行に出かけました。
   
 第7日 12月13日(火曜日)
本日も昨日と同じで大変暖かい。最終滞在日ですので、見残したところとして101大楼とその付近にある、四四南村という古跡を訪ねました。
かっての軍の兵舎あととのことで半地下式の防空壕のような要塞と兵舎群が歴史施設として残されていました。地図上の位置が分かりにくく、うろうろしていたら地元の婦人がわざわざ案内してくれました。こうした台湾人の親切には何度も出会いましたが嬉しいものです。
なお台湾ではこうした古い施設を保存して残そうとする意識が強いようで観光資源として活用する運動が盛んな様子です。
レンガ造りの古い商店街が取り壊されずに修復して保存・活用を図っているのと同じようなものかも。
 このような施設が101大楼のような超近代的建物群と隣接して設けられているのもびっくりします。

半地下式防空壕  兵舎や武器庫群   
この後か歩いて101大楼へ移動し、写真を撮る。
101大楼の雄姿 高さ500m 101階建て   
101大楼の地下には鼎泰豊も入っていましたが、地下のフードコートで軽食を摂ります。
台北での名物料理牡蠣オムレツと豆花のスイーツで軽い昼食としました。
 牡蠣オムレツ 紅豆豆花   花生豆花

紅豆=小豆

花生=ピーナツ
台北では牡蠣オムレツを「蚵仔煎」と書き夜市での名物料理の一つです。 いままで寧夏路夜市で食べたのが旨かった記憶があります。
この後地下鉄で西門町へ移動し、駅前付近をぶらつく。 このあたりは最初の台湾旅行の時宿泊したホテルがあり、懐かしい。
王記府城肉粽の店を見つけ一個購入して食べる。チェンマイ以来の美味しさで台北では初めて美味しい粽にあった気がする(^^♪。
腰椎からくる足痛があるのに毎日よく歩くものだと我ながら感心(-_-)。 この後は電車でホテルへ帰って夕方まで一服する。

夕方暗くなったので初日の夜でかけた延平北路の夜市へ夕食がてら出かける。
大橋頭駅からでるとすぐ。 ワイフの希望で大腸腺という太いソーセージにもち米を詰めたものを食べてみるも、口に合わないのでやめる。初日に行列のできていた雉巻の店を探すも今日は休みの様子。
やむを得ず、寶記という小籠包の店を見つけてはいる。日本人の客は珍しい様子でしたが、壁に貼ってあるメニューから指差しで注文を伝えてO.K.
小籠包2人前と酸辣湯をオーダー。小店ですが店先で作りながら蒸し上げる側から売れてゆく状況でしばし待たされたが、意外に美味しいのにびっくり。一人前が8個入りで、中身の肉が大きくて肉団子のように丸い小籠包だった。あまり腹が減っていない状態でしたが空腹だったらよりうまく感じられたと思われます。
2人でわずか190元、日本円で750円。台湾ではこうした大衆食堂のような店に美味いものがあるのを実感。

第8日 12月14日(水曜日)
今日は名古屋への帰国日です。空港リムジンバスの台北駅バスターミナルが改修中のためどうしたものかと思い、ホテルのフロントへ尋ねたところ、近くのバス停から空港行の定期バスが出ているとのこと。
午前中にお土産などをパッキングしてフロントへ預け、昼食に前回訪問時に美味いシャブシャブ屋さんという印象の店:方園を訪ねる。従業員が変わっており料理の内容も違ううえ、料金も高くなっていた。
牛とポークの上等な肉を注文
スープは四川風と韓国風辛味
前回訪問時の印象ではとても良かったのに、今一で客数も少なくなっている。
レストラン商売も人気におごらず、旨い料理の提供に徹しなければすぐダメになる。

この後はホテルへ戻り荷物を受け取ってバスで空港へ向かった。悠遊カードが役に立ち、乗るときと降りるときに読み取り機に当てるだけ、カーゴスペースのドアを運転手が自動で開けてくれるので自分で荷物の入れ出しをする仕組み。荷物運賃は無料かな(*_*♪。

夕方台北発の中華航空でセントレアへ無地帰着する。車が置いてあるので大変都合が良い。30分で自宅へ帰る。

総括
①台湾旅行では美味い中華料理を期待してはいけない。台湾人や中国人が旨いものを食べに日本へやってくる(*_*♪。
②台北で一番のランチは圓山大飯店・金龍寵レストランで窓際席を予約して行く。料理・雰囲気・眺望・サービスともに最高。
③大衆食堂や屋台飯に日本では食べられない美味いものや珍しいものがある。が、逆に口に合わなくて食べられないものもある。
④胡椒餅という食べ物が大変旨い。福州世相と福州元祖の2店が美味しい。
⑤八方雲集という餃子のチェーン店があり、鍋貼餃子が安くて旨い。
⑥豆花や愛玉という台湾独自のスイーツがあり、珍しい。
⑦フルーツは冬の時期はあまり美味いものがない。(釈迦頭ぐらい)
⑧気候は日本よりはかなり暖かいが、暖房というものがないので冬は寒いことがある。
⑨台湾の人は日本人に対して大変親切。電車で席を譲ってもらったのが数回、遠回りして道案内もしてもらったこともある。
⑩共通乗車券としての悠遊カードは旅行者も利用できるので是非購入しよう。できれば到着した台北の空港で申し込もう。
⑪ガイドブックなどで案内しているレストラン等の宣伝文句は信用できません。口コミサイトの紹介も自分に当てはまるとは言えない。
⑫自分であるいてみて、食べてみて感じたものが自分の評価ですが、それが万人に当てはまるものでもない。