バンコク旅行記 (2) 2015年2月 2015年2月2日から9日まで7泊のバンコク旅行に出かけました。
第4日 2月5日(木曜日)
 今日はバンコクでは高級と言われているオートーコー市場へ行ってみる。サラディーンまでBTS(高架鉄道)を利用し、シーロム駅からMRT(地下鉄)というルート、バンコクの公共交通機関を使いこなしている(~~♪。
マングローブ蟹の大きいやつを4,000円ほどで購入ホテルで塩茹でで食べてみるもあまり美味くなかった。
この手の蟹の料理法はシンガポールで食べたチリクラブが最高ですね。
この後は腰からくる足痛が始まり意欲喪失ヽ(ー_ー )ノ。部屋へ帰ってゆっくりとする。 
  
第5日 2月6日(金曜日)  
 かって一度訪ねたが、メンテナンス中で中に入れなかった金山寺(ワットサケット)へ行くことにする。
グーグルマップでバスルートを調べて、先ずは中華街へ出かけ、バスを乗り換えていくつもりでしたが乗り換えのバスがやってこない、しびれを切らしてタクシーにする。42バーツ(1500円ほど)。
山へ上る前にある仏殿と入り口の案内があり、バンコク王宮を高い山から見守る役目と言う。ゴールデンマウント(黄金の丘)の文字が見える。 
長い登山道の階段(344段だという)を上ったところに本殿があり、立派な仏像やヒスイの仏像、根釈迦像もあり、バンコクでは由緒ある寺院の一つ。
金山寺の山上からはバンコク市内が一望でき、王宮方面や向こう岸にある暁の寺も見えました。

5-6年前に訪ねたおりには行きはセンセーブ運河ボート、帰路はタクシーですが、今回は逆に往路一部タクシー、帰路をセンセーブ運河ボートとし、この後ジムトンプソンハウスを訪ねることとした。
地元の人に運河乗合船のボート乗り場を尋ねるも知らない人ばかりで困る。
何とか見つけ出して船に乗るも降りる場所が不明(~~♪、適当に降りたら後わずかのはずが到着しない。結局トクトクで60バーツ。
直ぐ隣でしたが、道を教えてくれなくてトクトクを押し売りされてしまった。
ジムトンプソンはタイでは有名な絹製品のブランドで、かってはワイフがバッグ類などお気に入りでした。今回は私の帽子一つを購入(600バーツ=2,200円)。
庭園レストランでコーヒー・紅茶とケーキのセットを注文、500バーツで結構高い。
右の写真はジムトンプソンハウスの庭園で行われていたショー。
 午後はホテルへ帰って一服し、早めの夕食を摂りにバスで中華街へ出かける。バス代一人8バーツ(30円ほど=大変安い)で10分足らず。
和成豊 (Hua Seng Fong)は毎回訪ねていますが絶品のフカヒレと蟹チャーハン、他にえびの練り物フライであるトートマンクンや定番の黒ゴマ団子のしょうが湯漬けをとり、お土産にエッグタルトを4ヶ。バンコクへ着たら和成豊のフカヒレは外せません。
 このあとは前回お試しサンプルをもらったお茶屋さんを訪ねKg8,000バーツの茉莉花茶を欲しいけど高いから困ったな、という表情をしたら500Gmで3,800バーツにしてくれた。
台湾でも買った事が無い高級茶、台湾だったらもっと高いでしょうね(~~♪。白豪銀針というお茶の芽だけを摘んだものが大半を占めているので、納得できる。純粋の白豪銀針はKgで12,000バーツ(約4.5万円)でした。
別の茶葉店にもより、バラ茶のジャスミン茶も購入し合わせて茶葉を4Kgも買い込みました。金額は3万5千ほど。 
 
フカヒレ
パクティーともやし入り 
蟹チャーハン 
トートマンクン
海老のすり身フライ 
黒ゴマ餡入りの白玉
黒糖生姜湯漬け 
 和成豊はヤワラー(バンコク中華街)の真ん中、奥へ向かって右側、白蘭大飯店の直ぐそばにあり、赤い背景に白い豚の絵が書いてある看板の店で、バンコク中華街を代表する中華レストランです。入り口は狭いけど奥は深く、フカヒレスープや飲茶の点心、その他一般の中華料理が味わえます。台湾の味とは違って薄味で日本人には馴染みやすい味付けてバンコクへ渡ってきた華僑が潮州人だったらしくバンコクの中華料理は潮州の味付けだと言われている。
第6日 2月7日 (土曜日)   
 今日は骨休めでチャオプラヤーボートで最上流の桟橋までさかのぼってみました。1番船着場から出発して途中写真を撮りながら30番目の桟橋まで行きました。
特急船などは更に上流まで行きますが、オレンジ旗の急行便は此処までなので、一度降りて街の様子を探りました。
チャオプラヤーエクスプレスには旗無しの普通便(各駅停車)、オレンジフラッグに急行船、イエローフラッグの特急船、ブルーフラッグの観光船などがあり、停止する桟橋と料金がそれぞれ違います。
直ぐ後の便でおよそ30分後に30番桟橋を出発して、ホテルのあるサトーン桟橋へ帰りました。
バンコクの町がチャオプラヤー川沿いに発展したことが良くわかります。
大使館などの外国公館、大型の有名ホテル、ショッピングセンターなどがボートの上から観察できます。小一時間の船旅が一人50円ほどなので、大変安い。
エキスプレスボートにて撮った画像の動画です。
 川沿いをリバーサイド地区と言い、ペニンシュラ、シャングリラ、オリエンタル、シェラトン、ヒルトンなど世界の有名ホテルが林立している場所でバンコク中心部の排気ガスによるスモッグとは無関係な立地にあり、水上交通で結ばれている。
ボートに着席してからの眺め  川岸に立つペニンシュラホテル  バーンチャオプラヤー ホテル 
 ワット アルン 観光船((ツーリストボート ) 川岸に建つ寺院 
王立神学校  中華街への入り口
ラーチャウォン桟橋
 30番終点桟橋に続く 町の風景
 さて夕食の時間となったので到着日に休業していたホテル向かいにある中華料理の大中魚翅(タイトン)へフカヒレ料理を食べに行く。定番のフカヒレ蟹チャーハンで700バーツ、蟹肉がごろごろ入っており、日本ではまず食べられないものであり、大変美味しい。。中華街の和成豊とよく似た味付けですが蟹肉がより多く入っていて美味い。
 中華街の和成豊とよく似た味ですが、フカヒレ。蟹チャーハン共に蟹肉が沢山入っている分多少高い値段が付いている。
第7日 2月8日(日曜日)
 今日は最終の宿泊日ですが、疲れ休めでプールサイドで本を読んだりしてのんびりと過ごす。
右の写真がプールサイドの様子とホテルを見上げた様子。
夕方から荷物やお土産のパッキングを済ませ明日の朝の出発に備える。
第8日 2月9日 (月曜日)
 朝食を済ませてからチェックアウトし、タクシーを呼んでもらい空港へ。500バーツで2,000円弱、バンコクで両替した400US$と¥30,000が少し残りましたが又の訪タイを楽しみに。
香港経由のキャセイパシフィックでビジネスなのでバンコク空港ではVipラウンジを使用、くつろげます。
香港では乗換えに時間が掛かり、ぎりぎりのため、楽しみにしていた買い物はだめ。トランジットコースが長く乗換えなのにセキュリティチェックがあってイライラさせられるし、案内が何も無い。これでアジアのハブ空港とはひどすぎる、英国が作った香港ですが中国化で駄目になったのか(-”-)ム!
それに比べて、キャセイの機内サービスはまずまずでシートも良かった。今回は往復共夜行便ではなかったのとエコノミー席ではなかったことで楽々の旅程でした。だんだん贅沢をするようになったこともありますが、高年齢となったことで無理な旅程では楽しめなくなってきているのでしょう。今後海外旅行はビジネス席の利用になりそうです。
総費用は50万円を少し超えたぐらいでしょう。ビジネスクラスでのフライトを利用して立地の良いホテルで過ごした上、台湾旅行のようにお茶を沢山購入してきたので満足です。
お茶屋さんの名刺にあったURLで調べると、タイの北部チェンライでお茶を生産している農場で、SENG XING FA (森興発) と言う名前で、ヤワラーに直営店を開いている様子。かって共産化する中国で最後まで抗戦した国民党軍が立てこもったとされるタイ最北部のゴールデントライアングルでアヘンを製造していたのを、台湾の援助で台湾ウーロン茶の生産に切り替えたとされている。以前チェンマイで購入していたのも同じ銘柄だったのかも。
   「この枠内に使用した背景はワットポーの涅槃佛像の頭部です」

   「 完 」