バンコク旅行 (3) 2017年 1月~2月  2017年 1月25日から2月8日まで15泊のバンコク旅行をした。
第9日 2月 2日(木曜日)
朝食後の散歩の前にホテルのフロントから マンダリンオリエンタルホテル のアフタヌーンティーを予約する。有名なオーサーズラウンジに席を取ってもらうも、話がスムーズにいかないので自分が替わって話をする。Author's Lounge という有名なカフェラウンジの窓際席を取る。
11時過ぎのホテルを出てサトーン桟橋で オリエンタルホテルのシャトルボートを待つと間もなく到着、恭しく迎えられてホテルへ向かう。
勿論陸から入る入口が正式のロビーですが、川側の桟橋からも直結しており、三島由紀夫が暁の寺を執筆するために利用したことやサマセットモームが著作のために利用した場所として有名ですが、訪れるのは初めて。黒服ネクタイのフロントマンに桟橋で迎えられて満足するもオーサーズラウンジでのアフタヌーンティーは一人5,000円以上で随分と高い(*_*♪。
ホテルと専用のシャトルボート  ホテルへ向かうボートにて  ホテル専用桟橋 
 上陸してからボートを振り返る オーサーズラウンジ 外観 豪華なホテルロビー 
マンダリンオリエンタルのメインロビー  オーサーズラウンジ 
オーサーズラウンジ  庭園から窓際席に座る妻を撮る  庭園越しに見える対岸のホテル 
我々が予約した窓際席  アフタヌーンティー  セットは1人前  と 2人目はコーヒーだけ
豪華なホテルロビーやオーサーズラウンジの様子などを上に画像で表示しましたが、専用ボートでの送迎などの費用を含んでいるのでお茶とケーキなだけで1万円は高いと思う人は行けないでしょうね。
後にペニンシュラやヒルトンも訪ねることになるので比較できます。
   
夕食はトンブリ側へ渡った Thong Far Thai (トンファータイ)へ2回目の訪問でスパイシーな海鮮料理を指差しオーダーで食べる。大変旨かったが、硬くて食べられないような野菜や、枝付きの青胡椒の実などがスパイスとして使われているので大量に食べ残しがでる。
海老チャーハン  海鮮炒め物  トムヤムクンスープ  ヤングココナツジュース 

第10日 2月 3日(金曜日)
 今日はクロントイ地区にあるカルフール改め BigC-Extra と Lotus の2つのショッピングセンターへバスで行くことにする。
ホテル前でしばらく待つと115番のバスが来たので乗る。バスは一律9バーツです。 20分ほどで着きますが見て回ってお土産になりそうなものを物色。 Lotusのフードコートで麺の昼食を摂るってから帰るも、帰路のバスがなかなか来ないので待たされます。

 午後はぶらぶらと過ごし、暗くなってきてからナイトマーケットの アジアティーク ザ リバーフロント へ出かける。 サトーン桟橋から出ている無料のシャトルボートを利用して向かいます。以前一度行きましたので2度目になります。
遠くからも見える大観覧車が目立つので、一度乗ってみたいと思っていたので訪れると、待たないですぐに乗れそうでしたのでチケットを買う。
1回の乗車券が1名300バーツで2周、一番高い位置で60mだという。ライトアップされている観覧車の一つ一つのゴンドラが8人乗りの大きさがあるので、規模の大きさが想像できると思う。こちらはあまり混んでいなかったせいか、我々夫婦は2人だけでゴンドラを占有できました。
8人乗りというゴンドラに2人だけで出発、2周で10分ほどの空の旅を楽しみました。
大観覧車の様子 2周乗車しました。 パーク内の賑わい 
パーク内を一回り歩いてみましたが、飲食店とお土産屋さんが沢山店を出しており、無料のシャトルボートやバス・自動車で訪れた観光客で大混雑、反対側へ通り抜けてチャルンクルン通りをバスで帰りました。
  
第11日 2月 4日(土曜日)
新交通システムの BRT(バスラピッドトランジット)を始発から終点までチャオプラヤー川を越えて乗ってみようと出かけました。
BTS(スカイトレイン)にて チョンノンシー まで出かけ BRTに乗り換えて終点のタラートプルまで、チャオプラヤー川を越えていきます。
快適な市内観光のようなもの(*_*♪、1名わずか10バーツ(32円ほど)。終点はBTSの駅と連携しているので、高架鉄道を探せば簡単。
随分と田舎の方らしく見どころもなさそうなのでそのままBTSに乗り換えて帰ることにしました。
 午後は ペニンシュラーホテル へコーヒーとケーキに出かける。先日訪ねたマンダリンオリエンタルとの比較も楽しみです。
 優雅な専用シャトルボートを利用し、豪華な気分を味わおうと出かけるも、往路のシャトルボートで現地で買ったパナマ帽を飛ばして川へ流してしまったのが失敗でした。
 専用シャトルボート シャトルボートの中から  ペニンシュラの桟橋  ロビー喫茶の窓際席から 
コーヒーと紅茶&ケーキ トンブリ側ホテル入口  川側からホテルを見上げる 
マンダリンオリエンタルのアフタヌーンティーは1万円ほどしましたが、こちらは2,500円ほど、格式の差と、限定されたラウンジ利用の費用としても差が大きい。どちらも専用のシャトルボートで送迎してくれるのでその意味ではあまり差がありません。
ロビーカフェの窓際席に座りましたが、こちらは窓の外にあるテラス席を透かして川の様子や対岸の風景が良く見えます。マンダリンオリエンタルも真正面。オリエンタルのオーサーズラウンジは庭園が大きく植え込みも多いので川はあまり見えないのと比べて違いがあります。
ケーキも上質で一つしか頼みませんでした、写真のようなボリュームでがあり、旨かったので満足しました。
もう一つ後にヒルトンホテルへもコーヒーに出かけたので最後にコスパの比較が判るでしょう。
ホテルへの帰路で再度パナマ帽子を購入する、屋台で売られている200バーツ(650円程度)のものです(*_*♪。

 夕食は2回目となる Harmonique(ハーモニック) レストランを訪ねる。古民家風な感じがして雰囲気が良いうえ、料理も美味しい。狭い場所を上手に活用しています。知る人ぞ知るという店で、場所がすこし中途半端な位置にあるので大衆化していないのが良い。
どこから来るのか白人客が多いようです。
店内の様子   2人分セット 店内のガジュマルの樹
帰りに再度チベットの銀製品の店でペンダントを3個購入、500バーツと安い。
ホテル到着のまえにジェラートの店でアイスクリームを食べてからホテルへ帰る。
Gelato Finale というオーストリア人がやっているアイスクリームショップ(ウィンナカフェと書いてある)は 手作りのアイスクリームなのでさすがに美味く、滞在中なんども通いました。写真のような2人用のセットで500円足らずでした。

第12日 2月 5日(日曜日)
腸はホテル近くの船をかたどった寺院 ワットヤンナワー を散策し、チャオプラヤー川に張り出して作られた東屋で、魚に餌やリをしました。
食パンをちぎって投げる人もいましたが、ナマズや鯉科の魚などが盛り上がるほど寄ってきて餌を食べるのは壮観です。
仏教国として殺生を忌むので、魚釣りも少なく、川は魚で溢れている様子。食用の魚は養殖のようです。
 古代のシャム船を模した寺 餌に群がる川魚 

 その後、プラトーナム市場や、セントラルワールドをぶらつき、昼食に台湾の鼎泰豊がセントラルワールドに支店を開いているというので訪ねました。長蛇の行列で相当待たないと食べられない様子だったのでパスし、インド料理の店で昼食を摂って帰る。

 第13日 2月 6日(月曜日)
フェリーで対岸へ渡りマックスバリューがあるので立ち寄る。
昼は3番目の5つ星の ヒルトンホテル へコーヒーに出かける。他と同じように専用のシャトルボートを運用しているので利用。
ホテルのメインレストランは昼食用のビュッフェを用意していたのでパスし、カフェへ入ってコーヒーと紅茶及びケーキを注文し、川面を眺めながらゆったりと過ごす。ちなみにヒルトンの対岸がわはシェラトンホテルです。
ヒルトンの送迎ボート  ボートの客席から  出航後の桟橋と宿泊ホテル 
ヒルトンホテル  手前にあるペニンシュラーホテル  ヒルトンのコーヒー&ケーキ 
シャングリラホテルは以前にアフタヌーンティーに訪れましたので、4つのホテルのティータイムを経験したことになります。
一番良かったのはやはりマンダリンオリエンタルですが、ペニンシュラーホテルも次いで良かったと思います。
次がシャングリラでしょうか。 コストパフォーマンス比でいえばペニンシュラーが一番、また行きたい処です。
場所と眺めも良くサービスも一流、値段もまずまず。 
 ヒルトンはすべてにおいて両者と比べると、送迎ボートのつくりからホテルのサービスまで一段も二段も落ちます。メインダイニングで客寄せのビュッフェランチをやっていましたが、客もまばらな様子。ゆっくり起きてバイキング方式の朝食を好きなだけ食べたら12時には腹がすいていないのが普通、ビュッフェランチが外部からの訪問者用か?
通常ランチタイムが過ぎた14時からティータイムが始まりますが、オリエンタルだけはは12時から予約を受けています。
さすがマンダリンオリエンタルですね(^^♪。 ただし豪華でサービスも良いのですが値段も飛びっきり良いので、コストを重視したら2人で一万円のコーヒータイムは、、、ちと。 一度は体験しておきたかったということで(^^♪。
 もう一つシェラトンがありますが、多分ヒルトンと似たり寄ったりじゃないでしょうか。
 その他にもサトーン桟橋を利用するシャトルボートを運航しているホテルは沢山あるので、時間があればいずれもコーヒータイムを試してみれば良いかも。

夕刻になったので、ネットで調べておいたチムチュム鍋料理の店 イサーンロムエン レストランへ出かける。
BTSの戦勝記念塔駅の近くにあり、チムチュムという土鍋で食べる料理で有名な店です。 炭火コンロに土鍋でシャブシャブのように食べる料理でタイ北方のイサーン地方の食べ物だという。最初に経験したのはロビンソンデパート裏の屋台街で味わったのが最初でしたが、専門のレストランで食べてみたいと調べて訪ねました。
最初に肉と卵を混ぜてから鍋に入れる方式らしく、店員がそのように指導する。 あっさりとした味がシャブシャブだと断じているとごってりとした味のチムチュムは美味くない。タレはタイスキと同じような甘辛いタレでしたが卵をまぶした肉とは合わない感じがします。
野菜も沢山出ましたがMKなどのタイスキの方が美味しいと感じます。
BTS駅付近の戦勝記念塔   オーダーした料理 チムチュム鍋  具材が煮えた鍋 
鍋具材の肉類は卵をまぶさない方が美味しく頂けるように感じます。 わざわざ遠方まで食べに来ましたが他人の評価はあてにならないのがよくわかりました。 しかし、タイ人にはとても人気のある店の様子で、満席状態でした。

 第14日 2月 7日(火曜日)
今日は最終滞在日、中心部のサイアム駅でデパートパラゴンを覗きに行く。大きな水族館をやっているのが売り物になっている。あちこち見て歩くも特に買うものも無く、帰る途中でマクロへ寄ろうと、チョンノンシーでBRTに乗り換え。今度は二つ目で降りる。前回は3つ目まで行ったのでかなり歩きましたが、今回はすぐ前方にマクロが見える。 お土産などを補充して昼頃ホテルへ帰り、その足でロビンソンの地下にある MKレストラン へタイスキを食べに行く。
今回初めてのタイスキです。タイ各地に多くの支店を持つタイ有数のレストランチェーンです。 昨日のチムチュムが口に合わなかったのですが、ここは食べなれ味でいつものように美味い。
 午後は部屋で荷造りなどして時間を過ごし、予算が余っているということでフカヒレの高いやつを食べに行こうと中華街へ出向き、スカラレストランへ行き、3,000バーツもするフカヒレや、燕の巣のスープなどをオーダー、蟹チャーハンに胡麻団子、ココナツなどの夕食を摂る。
フカヒレ   燕の巣スープ 胡麻団子  ココナツジュース 
結構高い料理を食べましたがそれほどの感激は味わえず、フカヒレは500バーツ物で十分、燕の巣のスープは特に味無しでもう結構。
我々には庶民向けの大衆料理が合っていることを実感しました(^^♪。

なお、タイではお守りととして小さなジャスミンの花の花飾りがあちこちで売られており、お守りとして自動車などに毎日取り換えてぶら下げます。
とても良い香りがして可愛らしい生花の花輪なので、妻が大好きで毎日買っていたのを写真に撮りました。

第15日 2月 8日(水曜日)
今日は日本へ向けて出発です。ホテルでの朝食はパスし、空港のラウンジで頂くことにしてチェックアウトします。
チェックインの時に行ったクレディットカードのデポジットを返却してもらいタクシーを呼んでもらって空港へ行く。ホテルでメーターではなくて500バーツの契約でと要請され請ける(往路が600だったので)。メーターでは行ってくれない様子(-_-)空港でスーツケースを下ろしてくれたのでチップを50渡すと大変喜んでくれた(^^♪。
 空港の中華航空ラウンジでは食べ物は少なかったのでお茶とスナックですごす。飛行機の中ですぐに食事が出るのであまり食べないのが良い。 フライトはファーストクラスの座席が宛がわれて往路と合わせて今回は非常にラッキーでした。ビジネス席でも十分広いのですが、ファーストクラスはまた特別です。
まずまずの食事のサービスもあり、その後ゆったりと寝っ転がってうとうとしているうちに台北につき乗り換えてセントレアに着きました。
帰路の飛行機の中   機 内 食 
機内食のデザート  フルーツとケーキ セントレア空港電飾
セントレア空港スカイデッキのイルミネーション  
セントレア空港はスカイデッキが年末からイルミネーションでライトアップされているのでとても綺麗でした。
空港駐車場に車が駐車してあるので帰宅には大変便利。5日以上~30日まで7,500円で駐車できます。

総括
今回の旅行は15日間と滞在期間を延ばし、ホテルルームもランクアップしてスイートルームを利用するという贅沢をしましたが、運が良いというか、飛行機の座席まビジネスクラスのチケットでファーストクラスを利用できるというラッキーに恵まれて、良い思いが出来た旅行となりました。
腰からくる足痛が起きるので1~2時間の外出で一度は腰を下ろさなければならない不便はありますが、毎日出歩いておりましたので大きな影響はなかったと言えます。
タイは年中暖かく、日本が一番寒い時期にも半袖で過ごせ、全く雨が降らないという乾季でもあって冬の旅行には最高の向け先です。
又、宿泊費、食事代、交通費などの滞在費が大変安いので長期間の滞在が得な旅行先でもあります。
旅行費用のうち最も高い飛行機代は一定ですので長く滞在するうえでの宿泊費が安いのは大きな魅力です。
今回の旅行の総費用はおそよ50万円ぐらいですので、エコノミー席でいく1週間程度のハワイ旅行と同じ。
ビジネス席でのフライトとスイートルームの広い部屋での長期滞在が同じ費用で可能なので随分安く仕上がったとも言えます。

高齢化で今後あまり旅行を楽しめないので、今のうちに楽しんでおきたいところです。