ネットラジオ(音楽放送)を便利に聴く方法に付いて
WinampをイストールしたことによりPC本来の機能が阻害されたり、メディアプレーヤーが
働かなくなったなどの不都合を回復し、プレイヤーの使い分けを可能にする方法の説明
詳しい解説の前にWinampの簡単設定(Winampを利用して音楽を聴きたい人のために)
1.Winampを起動しoption設定Winamp設定/ファイル種別と開いてゆき、ファイルタイプの設定/拡張子関連付けの画面で窓の中、選択からなしを選び直します。窓の中で青く色が反転していた拡張子が全部白くなります。改めてスクロールバーを下げて下の方にあるm3uplsだけをクリックして選択します。
次いで、同じページにチェックボックスが4つほどありますが全てのチェックを外します。後は閉じるで設定の画面を閉じてWinampも終了させます(終了させないと設定が反映されませんので必ず行う)。
2.次にWindowsMediaPlayerを起動し、メニューバーから(メニューバーが表示されていない場合はバージョンが10までの場合は右肩の右から4つ目の小さい上下マークからメニューバーを表示させてください、バージョンが11の場合は一番上の黒い部分=Windows Media Player と表示されている分の右側あたりを右クリックで表示を選び、出て来たダイアログからクラシックメニューを選びます)ツールオプションファイルの種類と選んで行きます。ファイルとの関連付け選択の画面が出ますので右下の全て選択というボタンをクリックします。次いでmp3だけはWinampで聴く為にmp3についているチェックを外します、それから適用O.K.とボタンを押してから一度メディアプレーヤーを終了させます
3.以上で放送部屋におけるWinamp用のバナーにはWinampが起動し、メディアプレーヤー用に対してはWindowsMediaPlayerが起動し、どちらでも好きなほうで音を再生して聴くことが出来ます。なお、m3uは先ほどWinampにも対応しており、メディアプレーヤーにも対応していることが理解できたと思います。
Winampをインストールした結果メディアプレーヤーが働かなくなったという現象は、後からインストールしたソフトが全ての関連付けを引っ張り込むことから起こる現象なので、以上の設定で解決します。
  
詳しい説明は以下を読んでください。

現在行われているネットラジオのシステムはWinampという無料のMP3プレイヤーを利用して受信する方法が主流となっています。反応がすばやくて軽く作動する便利なツールでもあります。
勿論ウイドーズ メディアプレーヤーでも受信することが出来ますが、プレーヤーを自動起動させる為の知識が必要になりますので、放送者が理解不足の場合、安易にWinampのインストールを要求するということになりがちです。推奨される通りのインストールを行うと、全てにWinampが優先して利用されるようになる為、CDの再生から全てのメディアファイルの再生などをメディアプレーヤーから奪い取ってしまいます。
現在使われている無料で配布されているマルチメディアプレーヤー(音楽や、ビデオ・ムービー等を見たり聴いたりするソフト)にはWinampのほかRealOnePlayer、QuickTime、iTuneなどが有名ですが、いずれも有料版のものなら優れていますが、無料配布のベーシック版を利用場合には、Windowsパソコンに基本的に装備されているWindows Media Playerの方が優れている(音が綺麗でクリアー、その他の機能も充実している)ので、基本はメディアプレーヤーを利用し、必要に応じて他のプレイヤーも使えるようにする方法を解説します。これらの注意事項を守らない場合はメディアプレーヤーが起動しなくなり、宝の持ち腐れと言うことにもなってしまいます。
以降に新たにインストールしたプレーヤーの設定とWindows media playerの設定について説明をしますので参考にして下さい。なお、音楽の他にもビデオやムービーなどについて専用のコンテンツが出回っており、特定のプレーヤーだけでしか見れないものがあるので、各種のプレーヤーをインストールしておくことは必要なことですが、上手に使う為にはファイルの関連付けに関する設定が大事な要件になります。

ファイルの関連付けについて覚えましょう。
全てのファイルはソフト(ここでは受信用のプレーヤー)に関連付けがされる仕組みになっており、ファイルをクリックした時にソフトを起動させて、起動したソフトでファイルを開くという動作が行われます。(音楽放送そのものも、そのアドレスもここでいうファイルに当たります。)
この関連付けを示すものが拡張子と呼ばれるものですが、ウインドーズの場合は標準設定では拡張子を表示しない設定になっており、ファイルマークのアイコンで区別をしているので知らない人も多いと思われます。
拡張子を表示させてPCを使う為の設定は次の手順で行います。(コントロールパネル→フォルダーオプション→表示→詳細設定の窓の中、下から3番目「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外して、適用ーO.K.で全てのファイルが拡張子つきで表示され、一歩進んだ利用方が出来るようになります。
Winampをインストールしたことによりメディアプレーヤーが動かなくなったりする経験をされた方が多いと思いますが、後からインストールしたプレーヤーがメディアプレーヤーの関連付けを自らのほうへ優先して引っ張り込むことから起こる現象です。今まではクリックして開くとメディアプレーヤーで再生してくれたファイルやCDの再生がWinampで再生されることになり、おまけにファイルマークまで変ってしまうことになります。
これらの関連付けを都合よくコントロールすることで思いのままに各種のプレーヤーを使い分けることが出来るようになります。
Winampの関連付けの設定
@Winampをインストールしたら先ず「option」から「設定」をクリックします。「Winamp設定」と言う窓が出てくるので、左側のメニューから「ファイル種別」を探してクリックします。
A中央に沢山の拡張子が並んでおり、全てに青い色がついている状態だと思いますので、拡張子の窓の右にある選択ボタンから「なし」を選びます。すると全ての色が取れて関連付けが外れたことになりますので、この状態ではファイルのほうからWinampを起動することは出来なくなります。
ネットラジオの受信をクリックだけで行えるようにするためには中央の窓の中の一番下のある「pls(ピーエルエス)」だけにクリックをいれて選択します。なお、ネットラジオ放送のmp3は全てWinampで聴きたいと言う希望の向きは「m3u(エム3ユー)」にもチェックを入れておくといいでしょう。
その他の選択ボタンは全てチェックを外します。ファイルの種類の画面にあるその他の設定ボタン、CD音楽の再生でWinampを起動する、Winamp Agent・起動時に関連付けを再設定・その他の項目のチェックも全部外しておきます。これらにチェックがついていると再起動時にまた全部有効に戻してしまいますので覚えておきましょう。設定が済んだら、閉じるで設定画面を閉じ、Winampも終了させます。終了させることで設定が反映されるので必ず行って下さい。
これでplsだけに反応してWinampが起動することになり、pls以外は全てPCに基本装備のプレーヤー(メディアプレーヤー)に任すと言う設定ですが、あくまでファイルから呼び出す場合のことであり、プレーヤーを起動しておいてからファイルを開くで呼び出す場合、もしくはドラッグ&ドロップ(説明は最後に有ります。)でファイルを持ち込む場合は関連付けがされていなくても有効に使うことが出来ます。
なお、Winampを利用して放送を行っている者はplsも外しておくのがベターです。放送をしながら多重起動でWinampでの受信を行う場合は別個にWinampを起動しておいてからファイル(受信用バナー)をドロップ&ドラッグで再生を開始させましょう。plsに関連付けされた状態で受信バナーをクリックすると放送内容のプレイリストが受信URLに入れ替わってしまい、予定している音楽が流せなくなります。
*その他に使いやすさを妨げたり、勝手に設定が戻ってしまうことを防ぐ為に、次の部分も設定を変更します。
1.Winamp設定の最初のj項目 General Preferencesから  
  Winamp起動時に最新バージョンをチェックとファイル削除でゴミ箱へ送るの二つのチェックを外す。
  プレイリストから削除しただけのつもりがPCから削除してしまうことになります。
2.どこかにWinampAgentを見つけたら有効のチェックを外します。筆者はインストール時に排除しています。
  上手くいかない場合は一度アンインストールを行い、再起動後に再度インストールします。
  必ずインストール時の選択項目からWinampAgentのチェックを外してインストールをしないように
  するのが賢明です。これが働いていると設定を変えても再起動時に元へもどしてしまう働きをします。
 
なお、RealOnePlayeriTuneQuicktimeJetAUDIOなど他のプレーヤーも似たり寄ったりですので下記の解説に従って設定して下さい。
*RealOneの場合は設定用の窓がトップの行のファイルの右側 >> を開けると「ツール」があるので、それを開いてから一番下にある「環境設定」をクリックして開けます。環境設定の窓が開くので、カテゴリーから「コンテンツ・メディアの種類」を開き、「RealPlayerをユニバーサル メディアプレーヤーにする」からチェックを外し「手動で設定する」に入れ替えます。更に「選択」のボタンを押して「メディアの種類」を一度「全て選択解除」にしてから、「Real Audio」 及び 「Real Video」の二つだけにチェックを入れることでメディアプレーヤーの機能が回復します。なお、ネットラジオをWinampではなくてRealOneで受信したい方のみ「その他のメディア」のオーディオプレイリスト「pls」にチェックをれることでWinamp/RealOne用のバナーからRealOne Playerが起動して受信を始めます。
選んだら、O.K..で閉じて、オプションの2項目のチェックも外しておきます。これでReal専用のファイル以外には反応しなくなります。
*QuickTimeの場合はメニューバーの「編集」から「設定」「QuickTime設定」と開いてゆき、出てきた窓の上段にある「ファイルの種類」というタブを開きます。2番目にある「ビデオ オーディオ付きビデオ」の「+」マークをクリックして開き「QuickTime movie」のところだけにチェックを入れてその他は全部外します。
*iTune、jetAudio等の場合も同じような隠れた場所にファイルの関連付けの設定があるので、見つけ出して関連付けを設定します。
*これらは後からインストールしたプレーヤーを標準マルチプレーヤーとして設定する利用法をさせるために、それより以前にインストールされているプレーヤー(Windows 標準のMedia Player含む)から関連付けを奪い取ってしまうことに起因しています。
Windows Media Player の設定
Winampなど他のプレーヤーをインストールすると、後から入れたプレーヤーが優先的に関連付けを引っ張り込むためにメディアプレーヤーが起動しなくなった現象を回復する設定を行います。
メディアプレーヤーを起動してメニューバーを表示します。(表示されていない場合は右肩から4つ目の下向きの三角をクリックするとメニューバーの表示と言う項目があるのでクリックして表示させます。)
メニューバーのツールオプションファイルの種類と開いてゆき、「全て選択」を選び、「適用」→「O.K.」で閉じます。これでpls以外はメディアプレーヤーで開くようになりました。前項で述べたように全てのmp3音楽をWinampで聴きたいと言う向きには、「mp3」のチェックだけを外します。
*この設定は他のプレーヤーの関連付けに関わる設定を全て変更した後に行います。後からインストールしたプレイヤーの設定が変更されていない状態で、メディアプレーヤーの関連付けを設定しても、再起動すると元へ戻ってしまうことになります。これは後からインストールした他のプレーヤーが優先して関連付けを引っ張り込む性質を持っていることが原因ですので、必ず他のプレーヤーの関連付けを外して終了させた後でメディアプレーヤーの関連付けの再設定を行うことが必要です。

放送用のバナーはこのファイル関連付けを利用してプレーヤーを起動させると同時に受信が始まるようになっていますので、バナーにリンクされた拡張子がplsであればWinampなどplsに関連付けをしたプレーヤーが起動することになり、m3uやasx、waxに関連付けされていればメディアプレーヤーが起動することになります。
なお、別途ネット通信言語(プロトコル)の違いを利用してメディアプレーヤーを起動させる方法もあります。
一般的なネットアドレスの表示方はhttp:// ですが、Windows専用のマルチメディアサーバープロトコルはmms://ですので、これを利用すればwindowsのプレーヤーを指定したアドレスと言うことになるので、メディアプレーヤーが起動することにもなります。
又、listen.plsというmp3専用の拡張子もあり、一般的に放送者がバナーでリスナー向けに示しているものであり、クリックすることでWinampかもしくはplsに関連付けられたプレーヤーが起動します。
Windowsが関連するソフトを独占しているとの批判もあり、mp3の技術はWinampが主導して広めてきたことから、自主規制でplsだけはメディアプレーヤーが対応しないように作られています。

ドロップ&ドラッグに拠る音楽の再生(受信)
ファイル(受信用バナー)をクリックしてソフトを起動し、受信を行うという方法以外に、プレーヤーを起動しておいてからファイルやバナー等をマウスでクリックして押さえたままで、プレーヤーまで移動してからクリックを離す動作(ドラッグ&ドロップと言う)をすることでも再生が始まります。なお、プレーヤーを起動して無くてもデスクトップにショートカットが置いてあればショートカットの上へドロップすることでも同じ効果が得られます。プレーヤーのファイル/URLを開くという窓へ入力することと同じです。
放送者がリスナーへ提示するバナーは文字ではありませんからファイルを開くという窓へ入力することは出来ませんが、マウスでクリックしたままでプレーヤー(もしくはショートカット)の上まで移動してからクリックを離すことで簡単にお好みのプレーヤーで受信することが可能になります。勿論メディアプレーヤーも同じ機能を持っていますが、plsにだけは反応しませんので覚えて置いてください。

ネットラジオはWinampだけで聴くものではなく、自分の好きなプレーヤーを利用して聴くことが出来ることや、幾種類ものプレーヤーを起動しておいて片一方で放送をしながら、もう一方で友達の放送を受信するということなども可能にし、さらに受信した友人の音楽を再放送としてして流すことも可能です。放送を行うものはWinampが必要ですが、リスナーにインストールを強要するものであってはなりません(^^♪。

Winampのその他の設定
Winampのボリュームをゼロにしていると他のプレーヤーを起動しても音が出ないという相談がありましたので、解決策を記しておきます。
Winampのオプションから行う設定は多岐に渉っているので、それは専門のサイトへ任せ、PC全体の音量調節機能をWinampが取り込んでいる状態の解除だけについて説明します。
Winampを起動し、「Options」ー「設定」でWinamp設定が開きます。
左のメニューから「プラグイン」-[Output」と開きます。たぶんwaveOut output に青い色が着いている状態だと思われます。これが原因の一つですので、DirectSound outputをクリックして選択しなおします。青い色が着くので、窓の一番下の有る「設定」ボタンをクリックします。
Deviceタブ(上に並んでいるメニューの一番左にあるDevice)をクリックします。

上のほうにある窓の中に01.プライマリ サウンド ドライバ  と表示されている場合は 窓の右隅に有る選択ボタンで ご自分のPCに装備されているサウンド ドライバーを選びます。

(PCのサウンドドライバーを確認するにはタスクバーのスピーカーボタンを右クリックして、オーディオプロパティーの調節を開いてから、「オーディオ」を選びます。音の再生・録音の既定のデバイスとして表示されているのが、ご自分のサンドドライバーです。)
たぶん、プライマリ サウンド ドライバーでは無い方を選べば大丈夫の筈です。
選ん
で窓の表示が変わったら、右下の「更新」と「O.K..」のボタンをクリックします。
窓が閉じるので、更にWinamp設定の窓も「閉じる」ボタンで終了させ、Winampも終了させます。
設定を変更した場合は必ず一度終了させることが必要です。これで設定変更が有効になり、WinampのボリュームがPC全体をコントロールするようなことは起こりません。
WaveOut Outputやプライマリ サウンド ドライバが選択されている場合は、オーディオコントロールの再生音量のwaveバー(PCが発生させる音の大きさをコントロールするスライドバーです。所謂ボリュームコントロールとは違います。スピーカーへの音量を幾ら大きくしても、PCが音を発生させていなければ音は出ません。)とwinampのボリュームが結び付けられており、winampのボリュームを絞ってしまうとPCから音が出ません。この結びつきを解除してやれば解決します。
ダイレクトサウンドから、PC備え付けのsound cardを選びなおすことにより、WinampのボリュームはあくまでWinampだけのボリュームであり、たとえゼロであってもメディアプレーヤー等他のプレーヤーはそれぞれ備え付けられたボリュームで単独に動作します。
なお、オーディオコントロールはコントロールパネルのサウンドとオーディオデバイスを開いて別途に調節することが出来ます。PCが発生させる音量はwaveの調節で行い、スピーカーから出す音量の調節とは別物と考えてください。
これでWinampのボリュームを絞って音が出ない状況でもwaveが適切に設定されていれば放送用の音量は適音で発生しているのです。


完了  <解説者 マンダム>

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