マレーシアとシンガポール
No.7
2006年1月28日より2月11日までの2週間をバンコックとプーケットで過ごしました。
(写真はソニーのサイバーショットと富士のファインピックスにて撮ったものです。)
ホテルのスイミングプール編(プーケット・2月1〜10日の内3回利用しました)
クーラーを入れたまま寝込んでしまった所為で風邪を引いてしまいました。少し元気が無くてプールサイドで本を読んで過ごすと言うのを3回ほどやってみました。パトンリゾートホテルはスイミングプールが2つあり、廻りが椰子などの植え込みで日陰が作ってあり、涼しくて大変過ごしやすいところです。
泳ぐのが目的ではなくて、裸でのんびり過ごすことが目的です。
日本人らしからぬ行動ですが、何度か訪れて白人達の行動を見ている内に実はこういう過ごし方こそがバカンスなんだと言うことを実感しています。
パラソルと寝椅子は用意してあり、プールサイドレストラン、マッサージ、サウナルームなどやジャグジーも完備されており、ビーチへ出なくても一日を過ごせます。
マッサージも2度ほど受けましたが、隣接するマッサージ店から出張してくれます。一時間をピッチシとやってくれて200バーツと大変安くて気持ちが良いものです。20バーツのチップを上げますが、700円足らずですから日本の6分の一ぐらいでしょうか。毎日リラクシぜーションの一つとしてやってもらうのも良いでしょうね。因みにビーチでは250バーツ取られます。
最終日は12時のチェックアウトですが夕方の出発時間まで、プールで時間つぶしをしました。ツアー会社が気を利かせなかった所為でレイトチェックアウトが駄目となり、12時のチェックアウトから飛行機の時間が夕方なので困りましたが、荷物をフロントで預かってもらい、プールで過ごしました。それにしても代理店は何も問い合わせてこないとは、、、さすがタイです。全て自己責任で行うことが肝要だと思い知りました。日本の旅行会社でしたら至れり尽くせりですが、おせっかいになる場合も多々ありますので、どちらがいいかは問題ですね。
  
以下の写真はプール廻りの風景と泳いでいる本人に画像です。
25Mのプールとジャグジー プールで泳ぐ本人 プールで泳ぐ本人 プールで泳ぐ本人
疲れた〜 休もう! プールの蔓棚にさく昼顔 プール廻りの庭にあった花(1)
プール廻りの庭にあった花(2) プール廻りの庭にあった花(3) プール廻りの庭にあった花(4)
プールの周りは木陰と蔓花の棚になっており、大きく日陰が造ってありますし、ジャグジー・サウナルーム・マッサージなども安く受けられてとてもリラックスすることが出来ます。マッサージは2回受けましたが一時間200バーツでしっかり揉んでくれました。
こうしてリラックスして日がな一日プールサイドで寝転んで過ごすのも悪くないものだと実感いたしましたが、この記事を読む日本の方々には理解の外かもしれません(^^♪。何かをするために旅行をするという意味からは全く外れています。何もしないことが楽しみだということは日本的ではないのでしょうね。
 
16:30に予約したタクシーが来たのプーケット空港へ向い、40分ほどで到着しましたがかなりの混雑で今の時期のプーケットがまさにハイシーズンであることが理解できます。老若の夫婦連れや若者達のグループなど70%ぐらいが欧米の白人達でした。
飛行一時間少々でバンコックのドンムアン空港に着きます。バスを利用しての国内線から国際線へのターミナル移動を行います。国際線ターミナルへ入ってみるとディスプレイのゲートの案内が無く、インフォメーションに聞いても判りません(^^♪、この空港は毎回困難に出会います。仕方がないから探して歩いていると、21〜26という別の建て増しした棟があり、そこに案内のディスプレイがありました。
要するにバンコックの空港案内は棟ごとにしか案内ディスプレイが出ていないということです。その棟へ行かなければ案内表示がないということであり、全体が判る表示がどこにも出ていないので困ります。空港のインフォーメションで聞いてもPCでディスプレーを確認するだけで、これでは該当の棟がわかっていなければ表示させることも出来ないはずで、結局は時間が早いので未だ判りませんと答えられてしまいました(^^♪。
ようやく見つけ出した日本行きのブースで待合室へ腰をかけると、回り中が急に日本人の男性ばかりに変化し、おっさんが圧倒的に多い状態になりました。若者グループも多少はいるようでしたが、我々のような夫婦連れは少なくて、買春旅行のおっさんばかりかと思ったのは偏見でしょうか。
 
今回の旅行を総括すると、
HISで航空券だけを買い、ホテルはネット利用で検索して現地の代理店でディスカウント料金でリザーブします。これは絶対的に有利で、ハワイ、オーストラリアなどでも同じ方法を利用します。ホテルダイレクトではタリフのディスカウントをなかなかしません。直接出かけて口頭で交渉する訳じゃないし、現地にあるツアーエージェントなどを利用して割引をさせます。なんどもリピーターとして顔なじみなっておくと多少は気を利かせてくれることもあります。一般のネット予約をするサイトは怪しい場合もあるので利用しません。バンコックのホテルも同じような現地の代理店を通じて予約し、支払いはクレディットカードですがカード番号のやり取りはFaxにて行います。インターネット通信では危険があります。
両替は一般的に空港は高いと言われますが、バンコックの空港はそういうことを感じませんでした。市内と変らないようです。バンコックでは15万円両替して後はプーケット到着後に3万円を両替しました。
バンコックでの買い物にクレディットカードを使いましたので、往復の航空券、旅行保険等全部あわせて40万円ぐらいでしょうか、ショッピングの費用も含め二人で延べ15日(ホテル宿泊13夜)で2都市を巡る旅行費用の全てですので国内の旅行に比べたら大変に安いことになります。但し全て自ら計画立案し、自ら行動しないと何も出来ませんが、慣れたら世話を焼いてもらわないと言うことが大きなリラックスであることに気がつきます。
パック旅行で出かける海外旅行とは全く違う経験が一杯出来て本当に外国の文化や生活に触れることが出来ます。言葉の壁をよく言われますが全く心配ありません。私達はお金を使いにいく客人なのです。相手側が理解する努力をするのが当然であり、客が心配することではありませんね。不法入国の外国人は日本語を殆ど話せないのに仕事で稼ぎに来日します。我々はお金を使って遊びに行くのです、稼ぐ方に心配させればいいのです(^▽^笑)。片言の英語で殆どまともには通じていませんが不自由を感じたことはありません。どこへでもいけるし、どこの店へ入っても好きなものを食べられます。
バンコックのドンムアン空港は国際線ターミナルと国内線ターミナルが別ですので、乗り換えに少し苦労しました。乗り換え・乗り継ぎのゲートへの案内が不完全であり、TV式のディスプレーにもターミナルごとの表示しか見えなくて知らないと慌てます。即ち国内線ターミナルに居れば国際線のスケジュールは表示されないし、ゲートの表示もないことになります。TRANSIT・TRANSFERの案内にしたがって進む内に案内が無くなってしまい、誰に聞いてもわかりません(^▽^笑)。勿論その逆もありで判りにくい空港だと言えます。何事も経験だと言うことを理解できますよ(^▽^笑)。
ホテルの部屋に金庫はありますが、有料で一日50バーツになっていたので使わずにフロントにあるセキュリティーボックスを使いました。開け閉めの度にチップを渡しますが僅かで済みます(10バーツ=30円)。ルームメークのお姉さん達は素朴で親切ですので、気軽に何でも頼みましょう、チップ20バーツでどんなことも応対してくれます。現地で大型のスーツケースを買い込んで持っていった中型のものと入れ替えましたが、あまったのを上げましたら喜んで受け取ってくれました。証明書を書いてくれと言うことなので適当に書きましたが、この辺は教育が行き届いていると思います。客室からの持ち出しに相当するので当然だとは思いました。
ハワイやケアンズなどでは結構乗り合いバスを利用いたしますがタイではタクシーばかりです。一時間ぐらいの行程で、バンコックでは200バーツ、プーケットでは300〜350バーツぐらいですね。(1バーツ約3円です) 
お土産は有名なタイシルクならジムトンプソンですが、衣料品は一般では大変安いお国柄です。ネパール人かインド人経営のオーダー仕立てスーツ屋さんが一杯あり、白人の客が良く入っていますが、作らないのが利口です。使い物になりません(^^♪。オーダー仕立てで1万円ぐらいで上下スーツが出来上がりますが、品質管理は最低です。
マイペンライ(気にするな、どうでもいいじゃん と言うような意味)の国柄です(^^♪。ま、、これは国外へでれば当たり前かもしれません、英語圏ならドンマイ、スペイン語ならアスタマニアーナ、中国語ならメーファーズです。日本以外では、しっかりと約束通りの品質でというのはとてつもなく高いサービスなのです(^▽^笑)。
プーケットは国際観光地として沢山の国から出稼ぎがやってきています。特に目立つのがネパール人の仕立て屋さんです。下働きの労働者はミャンマーやカンボディアから、一方で白人や日本人経営のレストランや、ダイバーズショップも沢山あり、日本食レストランも結構ありますが、私は行きません。高くて不味いと言うのが定評です。プーケットでは中平という寿司と麺類の店が有名ですし、ZENと言う高級料理の店、その他にも沢山あります。上手い材料は日本から取り寄せる必要があるので高くなって当然ですし、現地産の材料を使えば似て非なる物になってしまいます。矢張り旨いタイ料理の店を見つけるのが一番ですが、歩き回って探すのも大変ですし、口コミは案外当てになりません。味覚は一人ひとり違っており他人は推奨するものが自分の味覚にあるかどうかは判りません。あちこちと試して歩いて見つけるしかありませんが、現地で発行されているガイドパンフレットに載っている店は絶対避けるべきです。大きな宣伝費を払っている訳ですからその分観光客の勘定に上乗せされていることになります。
これらの考察も何度か繰り返して行っているから出来る事ですので、ネットの口コミ情報で始めて行った人の感想を読んでも役に立たない場合も多々あると言うことになります。
 
何を目的に出かけ、あれこれをしたとかではなく、飯を食う心配ぐらいしかしないという、何もしないのんびり旅行は最高にリラックスさせてくれるバカンスですので、是非お勧めいたします(^^♪。