バンコク旅行(3) 2016年 7月~8月  2016年 7月26日から8月3日まで8泊のバンコク旅行をした。
第7日 8月 1日(月曜日)
今朝は朝食後にフェリーを利用して対岸へ渡り高架下の公園を散歩した後、歩いてタクシン橋を通過してホテルへ帰る。橋から雄大なチャオプラヤー川の様子が見える。
この地区はバンコクのリバーサイド呼ばれる区域で市内中心部側がバンラック地区、対岸側がトンブリ地区と呼ばれ、両岸に向かい合った形で高級ホテルがある。
タクシン橋の上流側にはペニンシュラ・シャングリラ・オリエンタル・シェラトン・ヒルトン等、下流側にはチャトリューム・ラマダプラザ等の5つ星ホテルが林立しており、それぞれタクシン橋下の中央桟橋へシャトルボートを運営している。
渡船から見える対岸の風景  左から
リバー:ペニンシュラー:ヒルトン
渡船から見えるバンラック側 右からシャングリラ:オリエンタル:テレコム 対岸へ接岸する渡船 
乗船料わずか10円
橋の上からみるバンラック側 シャングリラに割り込むルブアタワー 左図の少し上流側  シャングリラ 
オリエンタル テレコム
上流側全体像  左:ペニンシュラ:ヒルトン 右:テレコム:シェラトン
タクシン橋の上(高速道+鉄道) 鉄道(BTS)のすれ替わり 
下り線路上にサパーンタクシン駅がある為に駅だけ単線 
川面に漂うホテイアオイ 
潮の満ち干で移動する
河の水はインドシナ半島を縦断して流れてくる大河なので、流れも遅く水も濁っているが、魚はいっぱい棲んでいる。この辺りはシャム湾から近い汽水帯なので、潮の干満にそって水草(ホテイアオイ)が上下に漂っているが、恐ろしいほど大量の水草の量である。以前によく尋ねたチェンマイのピン川(メーピン)がチャオプラヤーの上流に当たりますので、この辺りからも水草が流れてきているようです。
 
この後、チャオプラヤーエクスプレスから見えるヨッピマンリバーウォーク(黄色い建物)を訪ねてみる。7番桟橋にあたる場所にある。
急行船の発着  乗り合いボートの様子  ヨッピマンリバーウォーク 
あまり人も来ていなくて寂れているうえ、川沿いのウォーキングステラスは真夏の日照りで大変暑い。裏側にある野菜や花の市場が有名らしいのですが歩いて回るのもキツク少し見ただけで早めに帰ることし、次にシェラトンホテルと併設されているリバーシティというデパートへエクスプレスボートで向かう。桟橋がシェラトンホテルの下流側にあるので、シェラトンの前を通り越してリバーシティへ到着、新しくて大型のデパートですが、隣接するシェラトンホテルとボートが出ているリバーサイドへ来る観光客ぐらいしか訪ねない立地なので、少々閑散としている。観光船(ブルーフラッグボート)の立ち寄り場所にもなっている様子ですが、英語の案内ガイド付きと言われるブルーラインは利用したことがありません。
2階にあったタイ料理レストランでワンタンとパッタイ(タイ焼きそば)の昼食を摂ってから桟橋へ戻り乗合船でホテルへと戻る。
河側からみた風景と 陸側からみた風景  シェラトンとリバーシティが並ぶ 対岸にあるヒルトンホテル 
リバーシティデパートに隣り合っているシェラトンホテルのドアボーイ。          
古風な服装をですが、ホテルの名前が正式はロイヤル・オーキッド・シェラトンなので 
英国の伝統のあるところを表してインド人の使用人をシンボライズしている様子。   


午後は恒例のマッサージへ出かけ、最高のリラックスタイムを楽しむ。
夜はロビンソンデパートの地下にあるTop’sマーケットで簡単な食材を買ってきて調理して食べる。

 第8日 8月 2日(火曜日)
とうとう最終滞在日となる。脊柱管狭窄症が出て足が痛くてあまり歩けない状況での旅ですがかえってのんびりできて良かったのかもしれない。
今日は過去一度訪ねたことがある、古代のシャム船を飾ったヤンナワー寺院を見物に出かける。ホテルからは間近い位置にあるので好都合。
古代シャム王朝があったアユタヤでたくさん作られたシャム船はわが国でも購入されて朱印船や倭寇の八幡船として使用されていたといわれる。
山田長政がシャム王の傭兵として活躍した歴史もあり、アユタヤは造船では有名で、現代も自動車工場などが密集する工業地帯らしい。
シャム船は中国のジャンクより運航速度が早かったという。 下の写真は船を飾った寺の様子。
川辺には観光船の桟橋があり、餌売り場もあるので川へ餌を買って撒いてみた。
驚くほど大量の魚が浮いてきて餌にたかるので驚く。30~50cmの淡水魚が浮き上がってきて撒いた餌を食べにくる。

昼になったのでバスを利用してチャイナタウンへ移動し、2度目のテキサススキへタイスキを食べに行く。
 野菜3皿と肉類4皿、牡蠣エビイカ等のシーフード
3皿を注文、タイスキで食べる。          
2度目ですが美味い。
                
これが最後のタイでのレストランになりました。今回はタイ料理レストラン、中華料理レストランなども利用しましたが、MKレストランと並んでテキサススキがあっさりとした味で我々には最もおいしく感じられる料理でした。
午後は恒例のマッサージを楽しみ、夕方には帰国の為に荷物を整理してスーツケースにパッキングします。
花火の音がするのでベランダへ出てみるとアジアティーク(チャオプラヤー川下流方面)付近の川面で花火が揚がっていた。近くのホテルのイベントか、アジアティークリバーフロントのイベントなのかわかりませんがベランダから綺麗に見えました。
これですべての滞在を終えて明日は帰国の途につくことになる。
  第9日 8月 3日(水曜日)
今朝はホテルの朝食をパスし、タクシーで空港へ向かう。50バーツほどのチップと高速道路通行料をメーター料金へ追加して払う。430バーツ。到着時よりだいぶ安かった。
空港ではラウンジを利用して軽食を摂りながら休憩をとれるのがビジネスクラスのフライトの恩恵。
飛行機では食い物攻めというくらいに食べ物やドリンクのサービスが充実し、席も広いので大変楽な姿勢を保つことが出来る。個人用のTVを見ているうちに台北を経由して名古屋へ帰る。
名古屋到着時は駐車場に止めた車のバッテリー上がりという事故に出会いましたが、保険の路上サービスで対処できました。
ルームランプ付け忘れというお粗末(。-_-)。

旅の総括;-
今回は脊柱管狭窄による足の痛みがどの程度かを確かめる意味もありましたが、やはりかなりの痛みが出ました。医者にもらっている薬も利かずにかなり苦しい場面もあり、我慢して歩くことでかなり疲れます。その意味でもマッサージの気持ちよさは特筆もので、毎日タイマッサージを楽しみました。
又マッサージ店がホテルのすぐそばに複数あることも便利でした。
 滞在費として8万円両替しましたが少し残り、ビジネスクラスのフライトとデラックスホテルを利用しての夫婦2名による8泊の旅行としては格安と言える35万円ほどの費用で済みました。
 バス利用にも慣れてきたので、安い交通費で何処へでも便利にいけるのも好都合。水上交通もバンコクの特徴ですが、電車を含めて交通の便の良いホテルを選択することが大事なポイントとなりますが、センターポイントホテルはその意味では最高、部屋も良くて私たちのバンコク旅行のキーポイントとなるものでした。

又、新たな食事処の開発もあり行く場所が増えました。