台湾旅行記(No.2)2016年 2月~3月  2016年 2月24日から3月2日まで7泊の台北旅行に出かけました。
 第6日 2月29日(月曜日)
  晴天が続き、今日は大安森林公園を訪ねてみる。 ホテルの裏の緑地帯(地下鉄の上)でピンクの桜を見る。
 鶯のような色をした小鳥がやってきていた。

MRTに乗って大安公園へ向かう。電車内のあんないでは DAAN PARK (ダアン公園) と表示される。
公園に入るとすぐに池があり、鷺や水鳥が騒いでいる、リスもいるらしいけど見かけないなかった。
梅の花も咲いており、多くの人が散歩や体操のためにやってくる市内の最大の市民公園である。

 
散策中に足のしびれが出てきたので観光案内にでていたカフェへ向かう。学校カフェ/ECOLEと看板があった。

一服した後で有名な101大楼へ電車で向かう。大型のビルが並ぶ市内最大のオフィス街だ。
JR名古屋のツインタワーの2倍の高さの高層ビルであり、デザインも凝っている。       
 車に乗り換えて大橋頭へ向かい、カルフールを再度訪れて、お土産用のドライフルーツなどを買う。
丁度昼飯時間にもなったのでカルフールでうな重セット360元(1,300円)を食べて帰る。
専門店の肥前屋より美味かった(~~♪。                             

101大楼:高さ500M(101階)  カルフールの鮮魚レストラン 
午後はホテルでのんびりと過ごし、ゆうがたになり、汁麺を食べようと出かける。撫順街を散策中にそんな感じの店を見つけて入る。
写真は酸辣湯ワンタンで酸味の利いた茸スープにワンタンが入ったものです。珍しい味でした。


 第7日 3月 1日(火曜日)
 今日は最後の滞在日なので、士林官邸公園を訪問する。MRTで士林站(駅)へ移動し、歩いてすぐです。
 蒋介石総統の官邸跡が庭園を含め史跡公園として公開されている。以前訪ねた時は庭園のみ公開されていたが、今回は官邸が修復されて公開されていました。日本統治に替わって大陸からやってきた圧政者「犬去りて豚来りぬといわれる。」としての悪のイメージが改善されている様子を感じます。返還後50年近くも戒厳令下での軍事政権が続いたので、やむを得ないのでしょう、おかげで日本が好かれています。
 内部は入場料がシニア半額になっており、日本語の音声案内の携帯器具を無料で貸与されました。
 蒋介石総統と宋美齢夫人が住んだ屋敷が手入れされて保存されています。
 官邸の庭園も美しく保たれており、公園として公開されています。 池には小魚が群れており、色々な花が咲いています。
 蒋介石総統に関わる施設訪問は中正記念堂に次いで2つ目ですが、一方で228公園という国民党政権を批判する施設もあり、蒋介石国民党総裁に対する評価は人により大きく違います。日本軍事政権と15年も戦争し、最後は勝利した(日本の敗戦により)中国の英雄であり、日本軍人には寛大な方針で対処してくれた敗戦日本国には恩人という印象が強い。
一方では毛沢東に敗れて台湾へ逃げ込んだ中国の敗軍の将ともいえ、台湾人を親子2代にわたってで軍事戒厳令下で支配した独裁者という一面もある。
清国を倒して中国を起こした革命党の一人でもあり、中国の共産主義から台湾を守った台湾独立の父でもある。
このように幾つかの顔を持つ蒋介石ですが、台湾人にとってはあまり良い印象を持たれていないので、軽々しく話題にしない方があ良いかも。

 
この後、廸化街にある、民族人形博物館を訪ね台湾の人形劇の歴史を見る。更に永楽市場の近くの有名な金仙魚丸店で魚丸スープを試してみる。
 魚のすり身団子の入ったスープですが、安い割に結構美味かった(~~♪。

 午後はソウレン朝市を最後に散策してフルーツ・お菓子類を買い込み、帰り道に見つけた民権西路駅脇にある泰式マッサージへ寄ってみる。
 1時間800元でタイの2倍の料金ですが、ぎゅうぎゅうと押されて少々痛い(~~♪。
 夜は今回2回目ですが、方園のシャブシャブを食べに行く。2回目なので様子が判っており、ゆっくり美味しく戴けました。
今回の訪台で、いろいろグルメを楽しみましたが、和風の料理であるシャブシャブが一番だった。そういえば台北の空港や旅行案内に美食の国:日本へ旅行しようという案内が目立ちました。タイでも同じ現象が見られます。
 海外で美味いものを食おうとしたら日本料理だった、というのはいかがなものか???(~~♪
第8日 3月 2日(水曜日)
  今日は荷物を片付けて12時にホテルをたち、タクシーで台北駅バスターミナルまで移動、空港行のシャトルバスに乗る。
 空港で昼食として小籠包と鶏肉入りのスープを食べましたが美味くなかった。
 フライトは予定通り、9時ころ家へ到着。無事に帰ってきた(~~♪。

 総括: フライトが10万円、ホテルも同じ程度、滞在費が8万円と、ビジネスクラスのフライトで行くタイ旅行よりだいぶ安く仕上がりました。
      台湾ではホテルが高いので、大きなスペースの部屋は無理があります。
      今回移用したホテルは正に日本人団体利用を中心に営業しており、余り好きにはなれませんが、地下鉄の駅に近いという利点がある。
      台湾ではお茶の購入という目的は十分に達したうえ、フルーツの釈迦頭が美味かったので4個も食べました(~~♪。
      食事ついては色々と試しましたが、一番うまかったのがシャブシャブだったというのはいかがなものか(~~♪。
      台湾では圧倒的に和食ブームが起きているようす。 現地の若者が鰻屋さんやしゃぶしゃぶ店へ集まってきている。
      なお、この時期は亜熱帯と言われる台湾でも北部の台北に限っては、日本と一ヶ月違いぐらいで、まだ結構寒い。
      ダウンジャケットを着ている人ばかりでした、防寒コートまでは必要ありませんが、長袖シャツに上着は必須。
      タイの様に半袖一枚というわけにはいきません。      
      自動車はバンコク同様、すべて日本車と言ってよいほどですが、バスはVolvo,ベンツなどが多い。
      ホテルマンに聞いたところによると大陸からの観光客は減って、台湾の地方から台北へやってくる客が多いということと
      圧倒的にニッポン人の団体観光客それも女性客が多いということでした。
      
      次回旅行は やはりタイかな(~~♪ 年末までに、と考えている。