バンコク旅行記(1) 2015年11月  2015年11月22日から30日まで8泊のバンコク旅行に出かけました。
   
 第1日 11月22日(日曜日)
 今回のバンコク旅行では中華航空(台湾)を利用して台北経由バンコク行きビジネスクラスを利用した。タイ航空、日本航空ともビジネスクラスは2名で40~50万の運賃がかかるところ、台北経由便にすると20万円と格安になるところから選択。エコノミー席では狭苦しくて辛い。食事や飲み物のサービスも格別なうえ、空港でラウンジが利用できるメリットがある。
 早朝に家を出て朝倉駅へワイフとスーツケースを下ろし、いったん家へ帰って車を置き、駅まで歩く、20分弱かかる。
 セントレアではラウンジで軽く朝食を摂り、ゆったりと出発を待つ。一時間弱出発が遅れる様子も、ラウンジで待てるので苦になら無いのが良い。3時間ほどで台北へ到着し、乗換口へ向かうがかなり離れた一番先の搭乗口だった。
最近では退役が進んでいるボーイングの747を使ってバンコクへ向かう。
 一列10隻並びがエコノミー席ですがさすがビジネスシートでは一列6人並びと広い上、前後も足を延ばしてフラットに倒せる広さがあるので、料金が倍以上に高いのも納得出来る。
  台北までのフライト中と、乗り換えてからとそれぞれ食事が出る上に酒類やソフトドリンクのサービスがあり、機内食もエコノミーとは大きな違いがある。ま、コース料理というほどでもないが、サラダなどの前菜、メーン料理、デザートと出て来る。
 夕刻にバンコク到着、タクシーにてホテルへ向かう。部屋は広くてコーナー部屋なので、2面が窓になっている眺望の良い部屋が割り当てられた。 西側がシャングリラホテル越しにチャオプラヤー川が見え、南面はチャオプラヤー川下流側とBTSのサパーンタクシン駅、サトーン桟橋などが見え、左方にはバンコク南部の街が見える全面ガラス窓の部屋だった。
ソファー・テーブルのほかにダイニングテーブルセットと冷蔵庫・乾燥洗濯機などが付いたキッチンもあり、部屋の外側にはベランダが取り囲んでいるという大きな部屋でした。ベッドは長さよりも幅の方が広いクイーンサイズ(~~♪。
荷物を片付ける収納部分も十分すぎて使いきれないほど、セキュリティ金庫も備えられています。
片付けが済んだのが午後10時過ぎころですが時差が2時間あり、日本時間なら24時を過ぎている。眠くなってシャワーを浴びて熟睡。
 第2日 11月23日(月曜日)  
 06:30に起きる。早く目が覚めてしまうが、時差のせいで日本なら08:30です、寝ている時間じゃない(~~♪。
 ホテルのレストランでブッフェスタイルの朝食を摂る。西洋人、中国人、その他のアジア人など国際色豊かなので色々な料理が並べてあるが、このホテルは味噌汁を用意しているのが特色で、珍しい。食後にホテル近辺を散歩し、 ホテルのすぐ近くに前回見残した寺があるので散歩の途中で寄ってみた。
タイのお寺は小学校を併設しているのが多く、ここも小学校を併設。
 なお、周りをぶらついてホテルへ帰る途中、セニョリータバナナを見つけて買う。1房で70円ほど、安いけど大変甘い種類。
 
散歩からの帰りにホテルのエントランスの写真と部屋の窓から見えるチャオプラヤー川の景色を写真に撮る。
河川交通が盛んで大型の艀が貨物満載で往復し、乗り合いの水上バス、ホテル専用のシャトルボートなどが忙しく動き回っている。
ワット・スアンプー (タイ寺院) 
センターポイントホテル入り口 

部屋の窓から見える川の景色
 バスに乗ってシーロムのスーパーリッチへ両替に出かける。
ラチャダムリのスーパーリッチが有名ですが、ホテル近くのシーロム通りにもあります。両替率がかなり良いといわれる。
 少し歩いたあたりにワットケークというインド風寺院とシーロムビレッジショッピングセンターがあり、散策へ出かける。インド寺院は構内撮影禁止の為外部からの写真です。シーロムビレッジは結構有名なショッピングセンターですが、あまり流行っていない様子。なぜかプレスリーの彫像があった(~~♪。
ワットケーク(インド寺院) 
ワットケーク 外観 シーロムビレッジ内 
 この後、昼食を兼ねて中華街を散策に出かける。
「中華」という名前のお茶屋さんを見つけて入る。水仙茶、龍井茶などを見つけて購入する、この店は中国茶の専門店で、タイ産のお茶は取り扱っていない様子。チェンマイでいっぱい売られていたのに、バンコクでは入手困難。
 続いてランチに和成豊へ行く。フカヒレ、カニチャーハン、魚フライの甘酢餡かけ風の料理をオーダー。相変わらず美味い。
タイで食べるフカヒレは小さなヒレが沢山入っており、大きなヒレを使った姿煮ではありませんが、シイタケとカニ肉が多く入っており、風味をだしているものです。

午後はホテルへ帰って一服し、ベランダから街の様子を写真に撮る。
雄大なチャオプラヤー川の景色は素晴らしく、チャオプラヤーエクスプレスという乗り合いの水上バスが行きかう。右が上流側で中華街や王宮方面へ向かい、左が下流でアジアティークリバーフロントを経てシャム湾へ注ぐ。この辺りは汽水帯で満潮時には逆流を起こす。

一服後、マッサージへ行く。前回の旅行時にも利用した店でバンラック市場の裏側の路地にあるタニャラットというタイマッサージの店。フットマッサージ1時間チップ込1人250バーツを楽しむ。一階がフットマッサージ、2階がタイマッサージ、3階がオイルマッサージの部屋になっています。気持ちの良いリラックスタイムでした。気に入ったので以後毎日通うことになる。
和成豊の料理 
部屋のベランダから北方(左)と南方を望む  
マッサージ店 (画像はグーグルマップから借用)
 夕食にはネットで調べてあった、ローストダックの店へダック麺と焼豚麺を食べに行く。プラチャックという店でしたが1905年創業とあり、かなりの有名店の様ですが、とにかく安い。2名で100バーツに釣銭があり、チップとして残してゆく。安いのに美味い。つゆ別で注文。   
 部屋のベランダから西方川へ向かっての夜景を撮る。
すぐ前はシャングリラホテル、川の向かい側にも多くのビルがある。
 第3日 11月24日(火曜日)  
 朝起きて部屋からの風景、通勤ラッシュで道路の混雑ぶりが見える。
高速道と高架鉄道が並んでいる。
右は朝日が当たるチャオプラヤー沿いのビル群。
BTSサパンタクシン駅  川とタクシン橋を見下ろす 
 本日はチャトチャックにあるオートーコーというファーマーズマーケットへお土産用のドライフルーツやタイ産のお茶を探しに行く。
バスでサラデーンまで行き、地下鉄に乗り換えて10駅ほどで到着。
地下鉄はシニア割引で半額。鮮度が良い食材が一杯あり、バンコクのリッチな階級の食材市場だという。値段は高めとか(~~♪。
マンゴ・パパイヤなどのドライフルーツをいくつか購入。タイ産の茶も見つけて購入。
手長エビ  マンゴスティン  釈迦頭 
バナナとハスの実  ??? 
  帰路jは地下鉄と高架鉄道を乗り継いでホテルまで帰る。
高架鉄道のサパーンタクシン駅プラットホームから見えた宿泊ホテルの写真を撮る。真っ白でよく目立っている。ギターの胴のごとく両脇が膨らんだ丸い形をしています。竿に当たる部分はエレベーター棟
右の灰色の建物はルブア・ステートタワーです。屋上にある金色のドームがレストランになっており有名です。

 この後は昨日行ったマッサージ店を訪れ、今回はアロマオイルマッサージを受ける。全裸になって全身を香りのよいオイルを使ったマッサージで大変気持ちが良い。2名それぞれ一時間で合わせて1,000バーツ払ったが、リラックス出来て最高、以後毎日通うことになる(~~♪。
正面に見える真っ白なビルがセンターポイントホテル、丸くなっている部分の階にあり、見えているのは8階くらいから上で16階手前側の角部屋が我々の部屋、空間が空いているのはベランダです。
 
 第4日 11月25日(水曜日)  
 本日はタイのお祭りロイクラトンの日です。チェンマイでは空へ上げる熱風船の灯篭上げが有名ですが、バンコクでは初めてなので、様子が判りません。
 とりあえず、チャオプラヤー川のエクスプレスボートで川を遡上し、古い時代のバンコク防衛の砦であるプラスメン要塞を見物に行く。ポルトガル風の様式で大砲が並んでいる。
 今夜のロイクイラトンに備えて灯篭流しの売り物を屋台で並べていた。
 帰りのボートで珍しい2階建てのフェリーを見かける。 →→
シリラート病院の北側にある対岸側の桟橋で降りて、 →→→
病院の中を南側へ通り抜ける。バンコク一の規模がある病院で巨大な面積がある。病院の南側にあるワンラン市場は大きな規模のローカル市場で入り組んでいる。
市場の中央に大きなガジュマルの木があった。 (右側の写真)
バニヤンツリーともインドボダイジュとも呼ばれ、ハワイでも有名です。
 バス乗車券は1バーツ上がって9バーツになっており、エキスプレスボートは逆に1バーツ下がって14バーツ、冷房バスに初めて乗りましたが距離に依りますが、今回は10バーツでした。ちなみに1バーツ=3.6円ですから大変安い。
一番左の切符はチャオプラヤーエクスプレス乗船券 14バーツ(一律:2月時点では15バーツ)
中が冷房無しのバス切符で 9バーツ(一律:2月時点では8バーツ)
右が冷房付きのバス切符 10バーツ(距離に依り異なるとか)
 ホテルへ帰り、プラチャックでローストダックの麺を食べてから昨日同様のアロマオイルマッサージをやってから、ワイフの希望でMAZZAROというブチックへ寄り洋服をオーダーする。13,000円もするので、バンコクでは高級な店でしょうね。
 夜になってからロイクラトン祭りで何が行われるのか?タクシン橋に昇って見るも多くの人がいて期待させるも20時過ぎて夕立があり、部屋へ戻る。
暫くすると外で花火が上がりだす、21時でした。ようやく始まったかととベランダへ椅子を出して見物していると電飾で飾った船も現れ、川筋が賑やかになる。続いてシャングリラホテルの前で花火が上がりだし、ペニンシュラ前、下流のアジアティーク前など、あちこちで花火が揚がる。16階のホテルのベランダに椅子を持ち出しての花火見物は贅沢な気分になる(~~♪