地域の行事がいくつかあるために、終えてから出かける予定を立てておりましたが、あと10日ほどとなってきました。 すでに何度も訪ねているので、慣れてはいますが、今回新しいホテルに予約を入れているのでどんなホテルか楽しみです。 夕方の19:00ごろにホテル到着と考えられるので、荷物を整理してから遅めの夕食に出かけることになります。 チェンマイはタイ国の最北部に近く、中国やビルマなどの影響を受けた食文化があり、バンコクとはかなり味付けなどが違います。そうしたチェンマイ料理のほかに一般的な中国料理や日本料理はもちろん、西洋人の観光客相手のレストランも多く、食の楽しみの多い所です。 もう一つは美しさと荘厳な仏塔を持つ仏教寺院がいたるところにあり、エメラルドの仏像など世界的に有名な仏教施設が沢山あり、寺巡りもチェンマイ旅行の大きな魅力の一つです。 大勢の西洋人が観光にやってくる有名観光地でもありますが、自動車が増えすぎて排気ガスで空気が悪くなりつつあるのが心配です。
お祭り好きな国民性もあって、季節季節に行われる町を挙げてのイベントも沢山あります。11月は26〜29日にロイクラトン(イーペンとも呼ばれる)大規模なお祭りがあり、仏教にちなんだ灯篭流しが発展し、川はもちろん、空いっぱいに提灯の灯篭をあげて、お祈りをする祭りです。熱気球の元になるもので、諸葛亮孔明が三国時代に考案したと伝えられているものです。 ドラム缶の底を抜いたような和紙の筒に火をつけたろうそくを立てて熱気が充満すると空へ浮き上がります。 もちろんろうそくが燃え尽きて熱源が無くなると墜落しますので、祭りの翌日には町中に残骸がばらまかれているように感じられます。 写真に写っている薄鼠色に焦げた紙袋のようなものがそれです。木の枝や家の屋根の上に点々と散らばっていますが、それに文句をつける人はいないようです。マイペンライという有名なタイ語は「気にするな」です。英語でいう「Take it easy」気楽に行こう、と同じ意味合いがありますが、生真面目で何事にも理屈をつけたがる日本人とは大きな違いがありますね。
こちらはYouTubeで見つけたイーペン祭りの様子です。
このビデオで見られるイーペン祭りは実はチェンマイ市内ではなく、北方へかなり離れたサンサーイ地区のメージョー大学の広場で行われる行事です。 大変遠いのと混雑が予想されるので一度も行ってません。タクシーで往復4,000円以上もかかります。 チェンマイの市内でもいたるところで行われており、更には飾り車の山車(クラトン=灯篭=ねぶた祭りの山車のような物)パレードも市内で行われます。
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