円高がどこまで進むのか興味があります。 海外旅行の際の交換率がこの20年来、大幅に改善され、例えばタイバーツについては1バーツが4円近くしていたのが最近のレートでは2.5円にまで落ちました。 台湾の元もほぼ同じ動きです。
世界経済が良くないことから物価が上昇し、物の価格が上がっている中で、日本だけがデフレ気味で、かって世界一物価が高い国であったのが国際価格に押されて物の値段が下がっています。 食べ物、衣料品、電気製品など国際価格に合わせた動きで大幅に下がりました。 98年に買ったノートパソコンが30万もしましたが、今じゃ10万円になったという比較に現れています。
今朝の新聞によると海外の景気が悪いことから外国へ投資されていた日本資金(海外国債、預金、株式投資など)が利が薄くなったことに対し、日本円の購買力が高まったことの逆転現象で日本円に換金されて引き上げられているとのこと。 外国からの円買いだと思っていたのが間違いらしい。 日本人による外貨投資の引き上げによる円買いだという。 日本に魅力ある投資先がないにも関わらず円買いが続く不思議さを一気に解決してくれる報道でした。
世界経済が明るくなるよう期待したいものですが、とりあえずは円高のメリットを海外旅行で実感しましょう。
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