10数年来ネット利用で株の売買をしています。 わずかの資金ですから遊び心を兼ねての取引です。 当初は松井証券を利用していましたが、楽天の提供するマーケットスピードという売買のシステムが優秀なので乗り換えてから10年ほどになります。 500万ぐらいで始めましたが、一時1,000万ほどに膨らんだ時期がありました。 しかし、バブルの崩壊で300万ぐらいまで落ち込み、まさに泡のごとくに消えそうでした。 安倍内閣の成立と同時に回復し始めて、値下がりした株式を抱えているだけでは新たな投資資金もないので大損をしながら損切りして300万の現金を元手に再出発をしました。 以後少しづつ取り戻しています。低位株を10万株単位で売買し、20〜40万程度の利益が出れば売り、値下がったときに買い戻すことを繰り返しています。 この方式で年間4〜6回ぐらい売り買いをします。 一気に数拾%も動くことは稀ですが10%程度のアップダウンは年間に数回は繰り返しますので、この波をとらえることで利益がだせます。 「まだ」は「もう」なり、「もう」は「まだ」なり という株式取引の名言がありますが、まだ 上がると待っているうちに下がってしまい、売り損ねる。 まだ 下がると踏んで待っているうちに上がり始めてしまい、買い損ねることをいいますが、けだし名言です。
楽天のマーケットスピードでは金曜日の夕方以降に来週一週間の注文ができるので、買い方は目標値まで下がってきたら買う注文をだして、売り方は目標値まで上がったら売るという注文で対処しています。 ニュースがでて大幅に動くときは買い注文の値段よりも安く買えることもあり、売り注文より高く売れることもあります。 逆にもう少し待てばもっと安く買えた場合やもっと高く売れたはずと言ったケースには何度も遭遇していますが、目標値を定めたら貫徹することが肝心です。過大な期待は間違いなく裏切られます(^^♪。
昨年は年末に当たり籤を引いたようなストップ高の値上がりに遭遇して、約300万の利益が出ていますが、これも前週末に1週間の期限で売り注文を出しておいたのが売れていたことに旅先で気づいたという、のんびり取引での話です。
口座の現金残高も940万に回復し、バブル絶頂期の1,000万に迫ってきましたが、以前のケースは株価評価額であり、売れば税と手数料が引かれますので、実際にはほぼ同額でしょう。 株式の評価額は仮の数字であり持っているだけでは紙の証書にすぎません。売り払って現金化したときに損益が確定するわけです。 1,000万まで値上がりした株式が値下がり始めた時、焦りまくっていろいろと乗り換えしながら最終的には300万まで値下がりさせた経験から言えることかもしれませんけど(-_-)。
今後も少しづつの利益だしを目標に「買ったら売る」を繰り返していくつもりで、今は様子見をしており、買いチャンスの到来を期待しています。
なお、株式の売買損益には20%の課税があり、確定申告をしなくてはなりませんが、これもネット利用の e-tax で処理しており、自宅の卓上ですべて対処できるという便利な時代となっています。
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