日大問題をみていると暴力団の殺し屋「鉄砲玉」と同じような構図が浮かんでくる。
今回は違反を命じた幹部をパワハラとして弾劾し、実行した本人には直ぐに反省を表明したとして同情的な報道だ。
少し前には女子レスリングも至学館大学のときも同じような問題が発生した。
ただ一人４連覇した伊調選手を全然取り上げないで栄監督の推薦する選手ばかりを取り上げて報道していたマスコミが、パワハラ問題が起きてからは監督弾劾に転じたことが例題に挙げられる。
今回も同じような流れであり、スポーツの世界では指導者を信じて練習を重ねることが必要であり、勝ち負けを争う結果につながるとマスコミ自体が報道してきている。それが武士道的な精神論や根性論につながるとして賛美していたのも同じマスコミだ。
結果的には、５輪金メダルを量産させた名監督を結果的にマスコミが追放してしまったのだ。
今回の反則プレイが相手をケガさせた事件ですが、一人の大学生の選手が上から命令されて行った旨の発言と謝罪会見をした結果、それを正義として擁護して、監督・コーチだけの責任をパワハラとして追及するマスコミの姿勢も一方的だ。日大のティーム全体が反則プレイを行っていたかのように見える。
大衆受けする言葉遊び「パワハラ」だけを取り上げて騒ぎまくるのでは無く、日本のスポーツの指導方の根本問題として取り上げるべきだと思える。
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